中高年女性のヘルスケア|こみやまレディースクリニックあざみ野|青葉区・女性医師の産婦人科

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コラム

中高年女性のヘルスケア|こみやまレディースクリニックあざみ野|青葉区・女性医師の産婦人科

中高年女性のヘルスケア

中高年女性とエストロゲン

女性ホルモンであるエストロゲンは卵巣から分泌されますが、閉経の数年前から急激に分泌が低下し、その結果、月経の乱れ、更年期症状(のぼせ、ほてり、イライラ、不眠、肩こり、頭痛、動悸、めまい、抑うつ等)、尿失禁や腟炎、性交痛などを自覚するようになります。閉経を経てさらに数年を経過すると、骨粗しょう症、動脈硬化、高脂血症、認知症などのリスクが高くなります。

エストロゲンが作用する部位とエストロゲンが欠乏して起こる症状

エストロゲンは子宮や卵巣といった生殖機能以外に、脳・中枢神経機能、循環器(心臓血管系)、脂質代謝(コレステロールや中性脂肪)、乳房、皮膚・外陰、骨代謝など、女性の身体のさまざまな機能を調整しています。 エストロゲンが欠乏するとこれらの機能調節に変調が生じ、更年期障害以外にも、以下のような障害が起こるのです。

  1. 性器泌尿器症状(陰部の不快感、萎縮性腟炎、陰部のニオイ、帯下異常、性交痛、陰部の色素沈着、不正出血、尿もれ、尿失禁、骨盤底筋のゆるみ)
  2. 動脈硬化(高血圧)
  3. 脂質異常(高脂血症)
  4. 認知機能の低下(認知症)・物忘れ
  5. 骨粗しょう症
  6. 皮膚の萎縮や色素沈着

(図の出典:バイエルベターナビ)

女性の更年期障害は経済的損失も大きい

昨日の日本経済新聞によれば、経済産業省は更年期症状や月経のトラブルといった女性特有の健康課題による社会全体の経済損失が年間で3.4兆円程度に上ると試算しています。月経に伴う腹痛といった月経随伴症状、更年期症状、婦人科がん、不妊治療の4つの項目別にみると、40〜50代に多い更年期症状の経済損失が最大で、年1兆9000億円だったとのことです。日本の勤労者の44%が女性であることを考えると、大変由々しきことだと言わざるをえません。

(図の出典:日本経済新聞)

これからの日本は、中高年女性が生き生きと輝いて、第一線で活躍する社会になります。そのためには上記のような症状を克服し、健康的で心身ともに豊かな生活を送る必要があります。それには婦人科的観点に立った医療によるサポートが非常に重要となってきます。

当院では、エストロゲン(ホルモン)補充療法、②脂質異常症(高脂血症)の治療、③高血圧症の治療、④骨粗しょう症の治療、⑤尿もれ・尿失禁の治療、⑥骨盤臓器脱(子宮脱など)の治療、⑦デリケートゾーンのレーザー治療(モナリザタッチ)、⑧骨盤底筋トレーニング(アンチェアー)、⑨抗加齢点滴(アンチエイジング点滴・美肌点滴)など、さまざまな女性医学的治療を行うとともに、レディースドック(アダルト・シニア)婦人科がん検診がんリスク検診といった予防医学的部分まで、中高年女性のトータルなヘルスケアに寄り添いますので、お気軽にご相談ください。

 

文責 小宮山瑞香
こみやまレディースクリニックあざみ野院長

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