GSMはセルフケアも重要です
閉経期以降におけるデリケートゾーンのマイナー・トラブルを総称して、GSM(閉経後性器尿路症候群、閉経関連泌尿器性器症候群)と呼びます。GSMは中高年女性の日常生活の質(QOL)を低下させる様々な不快な症状を起こします。以前は「萎縮性腟炎」や「老人性腟炎」と呼ばれ、加齢現象だから仕方ない、と諦められていました。しかしこれからの高齢化社会、中高年女性が生き生きと輝いて生きるためには、諦めていてはダメ!! 積極的に対処するべきだと思います。
GSMには様々な治療法がありますが、その中でもご自身で行う「セルフケア」は、実は非常に大切なのです。外陰部の皮膚に保湿剤を塗って、ゆっくり丁寧に、毎日マッサージを行うことをおススメします。
保湿剤にはクリーム系、ジェル系、オイル系などがあり、市販のものからドクターズ・コスメ(医療機関専売)まで多種多様です。ご自身の体質や好みに合ったものを選択していただくのが良いと思います。顔や手などのお肌の手入れと同様に、日々のセルフケアの積み重ねで、デリケートゾーンのトラブルも、大きく改善することが期待できます。
当院ではお肌に優しく、扱いやすいジェルタイプの保湿剤をおススメしています。院内で販売しておりますので、お問い合せください。
ジェルタイプの保湿剤およびGSMの治療の詳細は、当院Webサイトの以下の項をご参照ください。
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文責 小宮山瑞香
こみやまレディースクリニックあざみ野院長