婦人科がんの診断や治療は日進月歩であり、非常に専門的です。そのため患者さんやご家族にとって、わかりにくいことがたくさんあると思います。本来なら主治医や担当医に繰り返し説明してもらうのが理想ですが、限られた時間の中ではうまくいかないことが多いのではないでしょうか?また疑問が湧いてきても、直接質問する機会が少ないのではないでしょうか?
そこで当院では、現役の大学病院の医師であり、婦人科がんのエキスパートである副院長が、セカンドオピニオン外来を行います。副院長はこれまで2500人以上の婦人科がん患者さんを治療し、手術療法、化学療法、放射線療法のみならず、がんの遺伝子診断や新しい分子標的薬にも詳しく、さらには国内外の臨床試験や治療ガイドラインの作成に長く関与し、婦人科がん領域のオピニオン・リーダーとして知られています。通常は大学病院やがん専門病院でなければ実施できないセカンドオピニオンと同等のクオリティーの相談を、「身近に、気軽に」受けることが可能です。
診断や治療に関してはもちろん、日々の症状や悩みまで、じっくりアドバイスさせていただきます。
また、再発後の難治性がんの場合は、治療の選択肢が限られてくる状況が予想されます。その場合は「あきらめない婦人科がん医療」という観点から、がんゲノム医療を含めた有効な治療法について、皆様と一緒に模索します。
さらに婦人科がん以外の疾患についても、詳細なセカンドオピニオンが可能です。子宮頸部異形成、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症、卵巣チョコレート嚢胞、卵巣嚢腫など、婦人科良性疾患についてもお気軽にご相談ください。
●婦人科がん(前がん病変を含む)
- 子宮頸癌
- 子宮体癌
- 卵巣癌
- 卵管癌
- 原発性腹膜癌
- 外陰癌
- 腟癌
- 子宮肉腫
- 絨毛性疾患(胞状奇胎)
- 子宮頸部異形成(上皮内腫瘍)
●婦人科良性疾患
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
- 子宮腺筋症
- 卵巣チョコレート嚢胞
- 卵巣のう腫
- 卵巣腫瘍
まずは電話でお問い合わせ下さい。現在おかかりの医療機関からの診療情報提供書や画像(MRI、CTなど)をご持参いただくと、より詳細なセカンドオピニオンが可能ですので、ご承知おきください。なおセカンドオピニオンは自由診療(自費診療)となります。
*費用については「料金表」をご覧ください。