婦人科日帰り手術
婦人科日帰り手術
当院ではベテラン医師による”質の高い”婦人科日帰り手術を行います。手術は大学病院の現役医師であり、婦人科手術の経験豊富な副院長が担当します。一般の産婦人科クリニックでは行うことのない手術についても、状況により応需としております。
いずれも外来で短時間で実施し、入院は不要です。
なお、CO2(炭酸ガス)レーザーを使った婦人科日帰り手術については、以下をご参照ください。
正常に妊娠した場合の自然流産率は15%前後と言われているように、流産は決して珍しいものではなく、しばしば認められる妊娠の転帰です。
自然流産の場合は子宮内容物が自然に排出され、手術が必要とならないこともありますが、以下のいずれかに該当する場合は子宮内容除去術(流産手術)が行われます。
術前に必要な検査を行います(感染症検査等)。
麻酔は局所麻酔を基本とし、必要に応じて静脈麻酔を併用します。ほとんど痛みがない状態で実施することが可能です。
手術法は世界保健機関(WHO)によって広く推奨されており、最も安全な方法と言われている「手動真空吸引法(MVA)」によって行います。
手動真空吸引法(MVA)の良いところは以下の点であり、「身体にやさしい」手術です。
なお流産手術は保険診療(保険適用)です。
母体保護法に基づいて、人工妊娠中絶術を行います。
妊娠週数、母体の手術リスク(子宮手術後・母体合併症・多胎など)を考慮して、当院で手術可能か否かを判断します。
当院では妊娠12週に入るまで(妊娠11週6日まで)は人工妊娠中絶術を行うことが可能です。ただし、週数が進むにつれて母体への悪影響および手術合併症のリスクが大きくなることから、妊娠8週6日までの手術をお奨めします。
妊娠週数は、受診時の超音波検査による胎嚢(GS)や胎児の大きさ(頭殿長:CRL)によって決定します。
術前に必要な検査を行います(感染症検査等)。
麻酔は局所麻酔を基本とし、必要に応じて静脈麻酔を併用します。ほとんど痛みがない状態で実施することが可能です。
手術法は世界保健機関(WHO)によって広く推奨されており、最も安全な方法と言われている「手動真空吸引法(MVA)」によって行います。
手動真空吸引法(MVA)の良いところは以下の点であり、「身体にやさしい」手術です。
具体的な流れや費用は、妊娠週数や母体の状況により異なりますので、受診時に詳細にご説明します。
なお人工妊娠中絶術は自由診療(自費診療)となります。
*費用については「料金表」をご覧ください。
手術前日の来院による頸管拡張は原則として不要です。
母体保護法に基づく手術同意書を確認します。
子宮内の状況を最終確認します。
麻酔は局所麻酔を基本とし、必要に応じて静脈麻酔を併用します。ほとんど痛みがない状態で実施することが可能です。
手術法は世界保健機関(WHO)によって広く推奨されており、最も安全な方法と言われている「手動真空吸引法(MVA)」によって行います。
回復室で休養いただきます。
診察後に帰宅いただきます。
子宮頸管ポリープは子宮の「入口」に発生することが多い良性のポリープですが、不正性器出血やオリモノの異常の原因となることが多く、またしばしば再発します。
治療はポリープ摘出術(捻除術)です。
子宮内膜ポリープは子宮内膜に発生する良性のポリープで、多くは機能性ポリープで治療適応とならない(自然軽快する)場合が多いですが、
のいずれかの場合には、治療適応となります。
当院では以下の2つの術式のいずれかを選択して(もしくは組み合わせて)実施します。
子宮体部や子宮頸部より発生した子宮筋腫(多くは粘膜下筋腫)が有茎性に発育し、子宮から腟の中に飛び出した状態(筋腫が子宮から”娩出”された状態)のことを、筋腫分娩と呼びます。しばしば過多月経や不正性器出血の原因となるため、摘出が必要となります。
治療法は以下の2つの術式を選択します。
本手術は以下が疑われる場合に、病理検査で確定診断をつける目的で行われます(診断的手術)。
ただし子宮内膜増殖症の場合は、治療的意義が大きいです。
外陰部の腫瘍には様々な種類があります。いわゆる新生物からいぼ(疣贅)の仲間まで、非常に多彩です。婦人科腫瘍専門医による的確な診断と的確な治療がポイントとなります。
当院ではCO2レーザーやコールドナイフを用いてこれらを摘出します。
特にレーザーによる摘出は、短時間で出血量は非常に少なく行うことが可能です。
審美的な観点から、小陰唇形成術を行います。
美容外科系の医療機関と異なり、生殖器の機能や解剖を熟知し、かつ各種の婦人科手術に熟達した産婦人科専門医による手術です。
婦人科学的見地に基づき、機能上必要と考えられる部分の切除は推奨しません。
外性器や陰部の形状にお悩みの方は、一度お気軽にご相談ください。
なお小陰唇形成術は自由診療(自費診療)となります。
*費用については「料金表」をご覧ください。
審美的な観点から、腟壁形成術を行います。
美容外科系の医療機関と異なり、生殖器の機能や解剖を熟知し、かつ各種の婦人科手術に熟達した産婦人科専門医による手術です。
骨盤臓器脱に対する手術を応用し、腟以外の他の骨盤内臓器への影響を十分考慮した上で、効果の高い術式を選択します。
腟のゆるみや性交渉の満足度にお悩みの方は、一度お気軽にご相談ください。
なお腟壁形成術は自由診療(自費診療)となります。
*費用については「料金表」をご覧ください。